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矢澤美佐紀著『女性文学の現在――貧困・労働・格差――』


2016年4月21日 菁柿堂刊 198頁 1800円+税

    
Ⅰ 女性の貧困・格差
  1 現代女性文学における「貧困」の諸相
  2〈ニッチ〉としての正しい生き方――津村記久子『ポトスライムの舟』の世界観
  3 ロストジェネレーションのしたたかな抵抗――津村記久子と青山七恵の場合

Ⅱ 労働・原発への眼差し
  1「労働」と女性文学――佐多稲子・角田光代・絲山秋子の時空
  2〈転落物語〉との決別――佐多稲子初期作品をめぐって
  3「産む性」と原発――津島佑子を手がかりに
  4 女性の〈3・11〉詩を読む

Ⅲ 女性の記憶――性・家族
  1 サウジアラビア映画『少女は自転車にのって』覚書
  2 長竹裕子論
  3〈未亡人〉からの逸脱――三宅やす子『奔流』論
  4 田村俊子「炮烙の刑」の表象世界――欲望と破壊と
  5「変わり物」の行方――田澤稲舟「しろばら」論
  6 吉尾なつ子『軍神の母』の言説空間
  7 千葉泰子『軍靴の響』についてのノート――〈軍国〉と〈乙女〉と


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