■藤井史果著『噺本と近世文芸 表記・表現から作り手に迫る』■
2016年5月20日 笠間書院刊 259頁 5200円+税
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第一部「はなし」の定義
第一章 噺本研究史
第二章「噺」と「咄」―噺本にみる用字意識―
第二部 噺本にみる表記と表現
第一章 噺本における会話体表記の変遷
第二章 噺本に表出する作り手の編集意識―戯作者と噺本―
第三部 謎につつまれた噺本の作り手―山手馬鹿人を中心に―
第一章 大田南畝・山手馬鹿人同一人説の再検討
第二章 山手馬鹿人の方言描写
第三章 山手馬鹿人と洒落本
第四部 噺本作者の横顔―瓢亭百成をめぐって―
第一章 瓢亭百成の文芸活動
第二章 瓢亭百成の著作―未翻刻資料の書誌および翻刻―
Ⅰ 『福山椒』(享和三年〈一八〇三〉)
Ⅱ 『華の山』(文化二年〈一八〇五〉)
Ⅲ 『百夫婦』(文化元年〈一八〇四〉)
Ⅳ 『舌の軽わざ/とらふくべ』(文化三年〈一八〇六〉)
Ⅴ 『申新版落 咄瓢孟子』(文政七年〈一八二四〉)
Ⅵ 『一 口はなし初夢漬』(文政十三年〈一八三〇〉)
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