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有働 裕著『西鶴 闇への凝視 綱吉政権下のリアリティー』


2015年4月6日 三弥井書店刊 296頁 4000円+税


序章 伴山と芭蕉の旅路――元禄期の「国家」のありさま―― 

第Ⅰ部 「仁政」の闇を読み解く 
  第一章 『本朝二十不孝』が描いた闇――諸国巡見使と孝子説話―― 
  第二章 為政者が「孝」を詮議する時――『本朝二十不孝』巻四の四における不孝――
  第三章 長男を圧殺した「孝」――『本朝二十不孝』巻二の四に描かれた「家」―― 
  第四章 怪異に興じる「世の人心」――『懐硯』巻一の一「二王門の綱」に描かれた鬼―― 
  第五章 詐欺僧と国の守の対決――『懐硯』巻四の五「見て帰る地獄極楽」の素材と伴山―― 
  第六章 共鳴しあう当代説話――伴山の存在と『懐硯』の世界――

第Ⅱ部 西鶴の「はなし」とその方法
  第七章 『暗夜行路』を出発点として――近現代における『本朝二十不孝』の読み(一)――
  第八章 『本朝二十不孝』は「戯作」なのか――近現代における『本朝二十不孝』の読み(二)――
  第九章 ポリフォニックな「はなし」の世界――近現代における『本朝二十不孝』の読み(三)――
  第十章 リアリティと「西鶴らしさ」――近現代における『懐硯』の読み(一)――
  第十一章 伴山と西鶴の距離――近現代における『懐硯』の読み(二)――
  第十二章 伴山という方法――近現代における『懐硯』の読み(三)―― 

終章 「仁政」の闇を見つめる――現代において「西鶴を読む」ということ――




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