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堀江マサ子著『源氏物語の「今」 時間と衣食住の視点から』


2015年3月3日 翰林書房刊 228頁 3600円+税


Ⅰ 物語の過去・現在・未来
  1 「いにしへ」を思う夕霧――雲居雁、落葉の宮関係の収束に向けて――
  2 八の宮の「亡からむ後」――源氏物語の「~後」という表現――
  3 「暇なき」薫――京と宇治往還をめぐって―― 
  4 補完し合う中の君物語の「今」――場面を繋ぐ機能として―― 
  5 せめぎ合う浮船の「今日」――「宇治十帖」時間表現の一手法―― 
  6 切迫する浮船の「ただ今」――偶然を生きる匂宮との関わり――

Ⅱ 衣食住から見た物語の身体
  衣 1 「単衣」を「ひきくくむ」落葉の宮――夕霧の衣との比較から――
  食 2 「物聞こしめさぬ」落葉の宮――婚礼の食を軸として――
     3 「物まゐる」浮船――再生としての食――
  住 4 板屋と夕顔――その住まいの意味するもの―― 
     5 「中の戸開けて」対面する紫の上――六条院の秩序との関わりにおいて―― 




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