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島尾伸三・志村有弘編
『島尾敏雄とミホ 沖縄・九州』


2015年2月25日 鼎書房刊 219頁 2000円+税


    ◇追慕 島尾敏雄・ミホ 

「微かな記憶のなかの島尾さん」――石田忠彦

島尾家を断片的に――鹿児島で催された「島尾敏雄展」から――比嘉加津夫 

スターバト・マーテル――島尾伸三 

懐かしい義母――潮田登久子 

最後の思い出――しまおまほ 

    ◇沖縄・鹿児島 

『島尾敏雄にとっての「鹿児島・沖縄」――「南島」』私論――槌賀七代 

島尾さんと沖縄――「安里川溯行」を読みながら――岩谷征捷 

那覇歩き――八重瀬けい 

普通の人 島尾敏雄――ヤポネシアへ至る一本道――澤田繁晴 

琉球弧の人々と島尾敏雄をめぐって――おおくぼ系 

島尾敏雄と鹿児島――吉村弥依子 

島尾敏雄と鹿児島純心女子短期大学―昭和四十五年三月の講義ノート――安達原達晴 

    ◇文学と昔ばなし 

島尾敏雄の「長崎」――高橋広満 

「ちつぽけなアヴァンチュール」の位相――波佐間義之 

『硝子障子のシルエット』の光と影――阿賀佐圭子 

島尾敏雄と昔ばなし――宮本端夫 

   ◇島尾敏雄・ミホの周辺 

作家活動と図書館運営――奄美大島における島尾敏雄の場合――早野喜久江 

ヤポネシアと図書館長――南島における島尾敏雄の一断面――井谷泰彦 

島尾ミホインパクト――葬送儀礼クライシスと女系社会――岩見幸恵 

島尾敏雄とミホ、そして「九州文學」の周辺――志村有弘 


あとがき――志村有弘





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