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岸 規子著
『未完の物語 田山花袋作品研究 二』


2014年12月11日 双文社出版刊 257頁 4500円+税



 
『憶梅記』――恋の顚末とその死―― 

『名張少女』――理想化された妻―― 

『少女病』をめぐって 

『かの女』――ヒロインはいかに創られたのか―― 



『悲劇?』――語り手を中心に―― 

『生』――骨肉の葛藤のもたらすもの―― 

『時は過ぎゆく』――良太の生きた時間―― 

『源義朝』――義朝の人物像をめぐって―― 

Ⅲ 

『梅屋の梅』――切り捨てられた恋愛―― 

『白い鳥』――消費される女の物語―― 

『新しい芽』――廃墟からの再生―― 

『銀盤』――幻滅の青春の行方―― 

『恋の殿堂』――交錯する二つの物語―― 

Ⅳ 

田山花袋と島 

花袋と独歩――『近代の小説』を中心に――





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