■高田 衛著『秋成 小説史の研究』■
2014年11月15日 ぺりかん社刊 229頁 4800円+税
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第一章 秋成――その原郷・地縁・漂泊
第二章 奇人伝説――大坂の伝承・江戸の醜聞
第三章 秋成の「理」と宣長の「情」
第四章 旅と物語の時空――秋成のエクリチュール
第五章 秋成以前――近世奇談と「眩惑」
第六章 浮遊するテキスト『春雨草紙』
第七章 『樊噲』再説――アドルノ『美の理論』の示唆
第八章 秋成、伴侶を失う――残生の模索と試行
第九章 中上健次の秋成論――立ち上がる熊野
第十章 江戸小説の「見えない神話」――西鶴・秋成・鏡花をつらぬくもの
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