■関根賢司著『〈恥〉の文学史 神話・物語・仏教』■
2014年10月5日 おうふう刊 211頁 2000円+税
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「恥」断章 はじめに(恥について)
Ⅰ 神話
1 比治の天女/裸身(丹後国風土記)
2 童子女松原/性愛(常陸国風土記)
3 イザナミの命/死体(古事記/日本書紀)
4 石長比売/醜貌(古事記/日本書紀)
5 円野比売と竹野媛/美醜(古事記/日本書紀)
6 トヨタマビメの命/出産(古事記/日本書紀)
7 大物主の神/蛇身(日本書紀) /
Ⅱ 物語
1 恥を捨つ(竹取物語/漢文日記)
2 恥ぢかはす(伊勢物語/歌物語)
3 恥/恥づ/恥づかし(源氏物語前後)
4 恥づかし(き/げなり)(源氏物語前後)
5 恥ぢず/恥を忘る(日記/随筆) /
Ⅲ 仏教
1 媿哉/慚天愧地(憶良・自哀文/真備・乞骸骨表)
2 無慚無愧(空海・三教指帰)
3 慚愧心(景戒・日本霊異記)
4 姿/かたちを恥づ(長明・方丈記/兼好・徒然草)
5 可恥可傷矣(親鸞・教行信証)
6 はづべし(道元・正法眼蔵/懐奘・随聞記)
7 愧慚(一休・狂雲集)
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